PC(Windows) と Raspberry Pi との接続なので、PC側はPuTTYを使用します。
鍵の生成
鍵は 公開鍵 と 秘密鍵 の2つを作る必要があります。Windows に PuTTY をインストールするとPuTTYgen も一緒にインストールされていますので簡単に生成できます。
起動すると以下の画面となりますので、鍵ペアの生成を行います。
画面の赤枠あたりでマウスを動かすとより乱数が生成されるみたい!
鍵は2種類できあがっているのでそれぞれ保存してください。
公開鍵は id_rsa.pub とします。( この鍵は Raspberry Pi に転送します。)
秘密鍵は id_rsa.ppk として保存します。( この鍵は PuTTY で使用します。)
パスフレーズは必須ではないので省きました。
公開鍵と言ってもわざわざ部外者に見せる必要はないので、目立たないようにコピーします。SSH 通信ができていれば WinSCP が適切だと思われます。
Raspberry Pi に転送後は ホームディレクトリに .ssh ディレクトリ を作りそこに移動します。
その後、公開鍵は OpenSSH 形式に変換します。そして authorized_keys に追加します。
authorized_keys ファイルには複数の鍵が登録可能です。
pi@raspberrypi:~/.ssh $ ssh-keygen -i -f id_rsa.pub > mykey-ssh.pub
pi@raspberrypi:~/.ssh $ cat mykey-ssh.pub >> authorized_keys
/etc/ssh/sshd_config はデフォルトのままでOKです。
PuTTY の設定
Raspberry Pi の IP アドレスの設定
秘密鍵の指定
作成した秘密鍵を保存したパスを指定します。
ログインユーザーの指定
あとは「開く(O)」をクリックするだけで接続できます。
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