そのほかに特殊なファイルを経由して簡単にアクセスすることもできます。
/sys/class/gpio ディレクトリに特殊なファイルがあります。 cd コマンドで移動して ls コマンドで中を覗いてみると
pi@raspberrypi:/sys/class/gpio $ ls export gpiochip0 gpiochip100 unexport
見慣れないファイルがあります。この export ファイルに echo コマンドで指示を送ると GPIO へのアクセスファイルが出来ます。そして、入力とするか出力とするか等を設定できます。
GPIO17 ( Pin #11 ) を出力に設定して、LEDをON/OFFするには
echo コマンドで 17 を使いますよと宣言を行います。
pi@raspberrypi:/sys/class/gpio $ echo 17 > export
これで、gpio17 ができる。
pi@raspberrypi:/sys/class/gpio $ ls -l 合計 0 -rwxrwx--- 1 root gpio 4096 1月 29 13:57 export lrwxrwxrwx 1 root gpio 0 1月 29 13:57 gpio17 -> ../../devices/platform........ lrwxrwxrwx 1 root gpio 0 1月 29 12:01 gpiochip0 -> ../../devices/platform..... lrwxrwxrwx 1 root gpio 0 1月 29 12:01 gpiochip100 -> ../../devices/platform... -rwxrwx--- 1 root gpio 4096 1月 29 12:01 unexport
その後に出力として使いますよ!と 宣言する。
pi@raspberrypi:/sys/class/gpio $ echo out > gpio17/direction
echo コマンドで 1 の指示を与えると GPIO17 が Hi 出力となり 3.3 v が出ます。
echo コマンドで 0 の指示を与えると GPIO17 が Low 出力となり 0v となります。
すなわち、これで LED の ON/OFF が出来ます。
すなわち、これで LED の ON/OFF が出来ます。
pi@raspberrypi:/sys/class/gpio $ echo 1 > gpio17/value LED点灯 pi@raspberrypi:/sys/class/gpio $ echo 0 > gpio17/value LED消灯
使い終わったら、後始末して終了します。
pi@raspberrypi:/sys/class/gpio $ echo 17 > unexport